コラム [ 日記 ]

← BACK |  NEXT →
DATE : 2019.08.01

柔術を通して、どのようなことを子供たちに教え、伝えていきたいと思っているのか価値観・信念・人生観について

柔術は日本古来の柔道がブラジルへ渡り、逆輸入して【ブラジリアン柔術】として日本で知られるようになった競技です。
現代の柔道ではなくなってしまった肘以外の関節技や、タックルなどの下半身へのアプローチをした投げ技があるのが主な特徴です。
大まかに言えば、柔道の勝敗決着は、技ありなどのポイントや、投げや、絞め技、肘への関節技、抑え込みによる1本があるのに対し、柔術は数字による細かいポイント。頚椎や指以外の関節技や、絞め技による1本で勝敗を決する競技になります。
そして、柔術は柔道よりも戦略自由度が高く、細かいポイントにより微差でも勝敗を決する事が特徴にあります。


私が思う柔術の最大の魅力として言えるのは、微差により勝敗を決する。いわば他者の主観による判定が少ないので、競技者としてはっきりと勝ち負けがついてしまうところにあります。


言ってしまえば、勝ち負けを曖昧にしないところに魅力を感じます。
昨今の運動会の徒競走で、子供達が競わず一緒にゴールをする姿に強烈な違和感を感じる私のような人間にとって、柔術は子供達に明確な勝ち負けを教え、伝えるには最高のツールであると考えています。


そして、子供達にはいつも挑戦して欲しいと思います。勝ち負けを知ることで、ダイレクトに自分の弱さを知ることができます。自分の弱さを知る事でしか強くなれません。強くなければ人は助けれないし、優しくする事も出来ません。それは同時に自分を知るという事でもあります。
自分を知る事が生きる上で一番難しい事です。だからこそ柔術を通じて自分を知って欲しいです。其処をいつも考えています。
そう言う私自身も私という人間がまだまだわからないのですから。


皆様の考える勝ち負けの一般的なイメージとして勝ち正義で、負けが悪、またはダメというイメージが先行しています。
私の考える勝ち負けは、勝つとは相手ではなく自分。自分に対し言い訳の余地がない準備を課したのかという事が最大の課題であると考えています。


逆に負けに関しては、挑戦しなければ負けは無いので、負けは次に勝つ為にどうしたら良いのかを痛烈に教えてくれる『愛する先生』と考えています。
それはボディビルの若木竹丸氏が筋肉を鍛えるバーベルを先生と仰っていた感覚に近いです。バーベルを跨いだら怒られるというエピソードが有名ですが。


よく、負けて周りが気になってしまうなんて事がありますが、私が考えているのは自分の負け以外は所詮は『他人事』であり、3日もしたら忘れ去られてしまいます。
それは勝ちについても同様に言え、本当に喜んでくれるのは家族を含めても数人しかいないのではないでしょうか?
だからこそ、周りに左右される事なく気持ちの赴くままに挑戦すべきだと思っております。


そして、言えるのは勝ち負けに左右されず、自分の物差しで考え、工夫し、スケジュールを管理し、手前味噌ですが、いつも前向きに考えるしかないのです。
それが私が中学の柔道から、修斗経て、柔術家として生きる私の価値観でもあります。


人生観として言える事は、生きるというのはいつも試されています。長期的な選択。瞬間的な選択を選び続けなければいけません。
どんなに順風満帆な道を歩んでいても、一瞬の判断で変わってしまう。そして当たり前ですが、犯罪や人に迷惑をかける事はしない。と考えております。
私自身、幼少期に祖父、21歳になる頃に父、そして5年前に娘との死別を経験している事から自然に『人生とは儚く有限』と考えるようになりました。
そして生きるとは何か。それは生きてきた証を遺すという使命があると思っています。
死とは。よく考えます。
もしかしたら天国はないのかなと考えてたりもします。
勝ち負けと同様に、きっと死んでしまったら、親族や近しい人を除けば一週間もしたら忘れ去られてしまいます。
だから死とは突然訪れる可能性もある。それを頭に置いているのか、いつも悔いない人生を送るようにしています。今日突然死ぬ事になっても、「好き勝手やらせてもらった。ありがとうございます。」と思いたい。思うような気がします。


だから、自分に嘘はつきたくない。好きな人は好き。嫌いな人には会いたくない。人は生きれば生きるほど自分に正直に生きるべきなのか。思った道を歩くべきなのだと考えています。


そんな考えを持ちつつも、生きたくても生きれなかった人達の分は生きたい。そして長生きしたいと考えている。
私はそんな矛盾した考えも持ち合わせております。


信念。信念とは「それが正しいと堅く信じ込んでいる心」という意味があります。
私の信念は、心と身体は連動している。心が強いから身体が強いのではなく。身体が強いから心が強いと思っています。
だから身体は鍛えるべきだし、全てのストレスは悪ではなく成長の糧になります。


私は性格として忘れやすく、心にストレスを与える事がない分、唯一身体にストレスを与えるようにして自分自身のバランスを保っています。
それは格闘技に出会う以前から毎日身体を鍛えていた父を見ていた事が強く影響しているのだと思います。
そこも、よくよく考えれば父が私に遺してくれたものなのでしょう。


私も父のように、いつも人に優しくありたいです。本当の意味で優しくありたいです。
もし天国があるなら祖父や父や優希に会いたい。父と酒を飲んであの頃を話したい。優希を抱きしめたい。祖父の自転車に乗せられて見た背中越しの夕日が見たいのです。
そう思い今を生き、現在の柔術で何を伝えたいか。そして、価値観、人生観、信念を述べさせていただきました。










DATE : 2019.06.23

COPA LAS CONCHAS GIFU お疲れ様でした!

6/16(日)岐阜市の岐阜メモリアルセンターでCOPA LAS CONCHAS GIFU がありました。
HOPEからはたくさん参加者がみえました。
皆さん楽しんでらっしゃって、良かったです!

DATE : 2019.04.19

今年度もよろしくお願いします!

4月も中頃になりました。新しい環境になって、環境の変化に戸惑っている方や目標に向けて勉強に仕事に頑張っている方沢山いると思います。5月になればGWもあるのであと半月頑張っていきましょう!

そして今月で「平成」も終わりますね。少し悲しいですが、気持ちを新たに「令和」を迎えましょう。新しい元号である「令和」は、日本最古の歌集「万葉集」から取られたもので、意外なことにこれまでの元号のほとんどが中国の古典から選ばれており、今回、初めて日本の古典から選ばれましたそうです。 安倍首相は会見で、『令和』の意味に込められた願いについてこのように語っています。

「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております」

これを聞いて、私は真っ先に「ブラジリアン柔術」に思い当たりました。全く異なる年代、業種の人たちが教えあい、切磋琢磨し、小さな輪を大きく広げていきながら、今はまだ新興スポーツとも言える「ブラジリアン柔術」という文化を根付かせていく。まさしく新たな時代にぴったりのスポーツだと感じました。新しい時代に、新しい趣味を始めてみませんか。お待ちしております!

← BACK |  NEXT →